怒涛の8月を走り抜け、9月に入ると不安定な天気も助けてすっかり落ち着きを取り戻した今日このごろ。夏場のごちゃごちゃを思い返すと今の状況が少し寂しくも感じます。今月は秘境や奥山の滝めぐりルートのガイドとして出動する機会に恵まれ、久しく沢登ルートしか行っていなかったせいもあって他のコースがとても新鮮!やっぱりいいですね小坂の渓は♪久しぶりに滝めぐりの案内もして、ふと思う。「滝めぐり」と「沢登」の違いってお客様には伝わっているのかな、そもそもどこが違うんだ?
僕たちが普段提供している「滝めぐり」は一般的な「沢登」のジャンルではあるけれど淵やゴルジュ(両岸切り立った水路)が出てきても泳がないし、滝も登らない。できるだけ水線を離れ”高巻き”という迂回を駆使します。装備は山登りの装備でO.K.ただ足元だけは沢靴(タビ)を使用します。コースの行程は4~7時間程度、距離は5kmから長いものだと10km越えるものもあります。濡れる事を避け体力温存に努める。ジャンルとしては登山の感覚に近いとおもいます。
龍門の滝を横から。水線を飛沫を浴びながら登りたくないですか。 |
大釜の滝は少し釜が小さくなったものの良い天然滑り台♪ |
ただ泳いだ後も水切れが良く保温性の高いウエアや、滝を安全に登らせるガイドのスキルも必要不可欠です。
回廊の滝コース・無名滝。登らないまでも滝行出来ちゃいそうですね。 |
沢登スタイルを積極的に取り入れることでよりアクティブに、より刺激的な滝めぐりを体験できることでしょう。僕自身そんな沢登スタイルが大好きです。是非みなさんにも体験してもらいたいですね♪
小坂には沢登スタイルでないと楽しめない沢もあります。また、既存の滝めぐりルートも沢登スタイルで臨むことによって今まで見えなかった景色に出会えたり新たな刺激や感動が待っています。
向き合うスタイルを変えることで同じフィールドもがらっと印象が変わる。楽しみ方はまだまだありますよ~是非今後のガイドツアーにもご期待くださいませ。
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