この週末より始まるツアーに備えて本日は奥山挑戦ゾーン・濁滝コースと観音滝コースの2本を2班に分かれて整備しました。
僕は濁滝コース整備に行ってきましたので今回は整備状況も併せて濁滝コースの内容ををご紹介!
小坂の滝めぐりコースのほとんどはコース入口は下り、出口へは登りという登山とは逆の流れになります。
とりわけ奥山挑戦ゾーン以上のコースになると下りにも登りにも言葉の頭に”激しい”が着く場合が多々あります。
数あるコースの中でも濁滝コースはいわば”マイルド”なコースです。もちろん楽というわけではありませんが。
冬の間にすっかり寝てしまった笹をお越し、落枝や落石をどけ、足元を固めながら進みます。
濁河川は相変わらず不思議な色。これより下流部にいくとあまり濁りを感じません。またこれより上流に行ってもこんな蒼さは出ません。
この中流部に特徴的なコバルトブルー。とても神秘的な色ですね。ちなみに魚類もちゃんと棲息していますよ。
濁河ブルー |
気温は15度以上あるものの水温はまだまだしびれる冷たさ。水の中はまだまだ春ですね。
またコース中にはがんだて公園付近ではとうに花期を終えた草花が盛りを迎えていて季節の進行が遅いことがよく分かります。
シロバナエンレイソウ |
ミヤマカタバミ |
コース序盤の蒼滝・水晶滝からなる二段の滝。滝の名付け親は宍戸開さんとNHK名古屋の黒崎アナ。以前番組の取材でご案内した際、つけて頂きました。
この滝を越える行程がコース中最も緊張を強いられる場所です。
今にも石が落ちそうなガラガラのルンゼを登り、足を滑らせると数十メートル滑落するような場所を通過します。
蒼滝(10m) |
この先はGOALの濁滝までは渡渉はあるものの概ね緩やか。問題は最後だけです。
滝を見た後満足感に浸って帰るとそこにはそそり立つ壁が。高低差にして約50m、傾斜は最大40度くらいある斜面をじわじわ登ります。
滝めぐりは最後がしんどい!コースによっては高低差100m以上の激昇りがあります。
作業とはいえこの登りかえしはしんどい!ただ登り切った時の達成感はそこそこあります。
今日は総勢7名、草刈り班や点検半などに分かれて一斉整備。おかげで手早く終えました。
作業といえば昼飯は飛騨名物・ケイチャン!山の中でみんなで鍋をつつきあう。これがいいんだな~。
そんなわけで着々とオープン作業は進行中。5月の定期ツアーはすでに締切ましたが、6月はまだまだ余裕あります!是非ご参加くださいね~。
記:クマ
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